実家の母から、あわてて電話。
「役場から手紙が来たんやけど、いっちょん、意味がわからんちゃけど!?」
(全然意味がわからないのだけどの九州弁)
母は役場からの手紙は100%、確実に意味がわかりません。
はいはい、どういった感じの内容ですかね?
税金払えって手紙来た!
「なんかね!今まで住民税払ってないのに、払えって!」
へ?
「それでね、手続きすると3,000円
くれるって!」
わかりました。
これです↓
臨時福祉給付金
平成26年4月からの消費税率の引き上げによる影響を緩和するため、所得の少ない人に対して、制度的な対応を行うまでの間の暫定的・臨時的な措置として、「臨時福祉給付金(経済対策分)」15,000円が支給されるというものです。
母が勘違いした理由
母が3,000円もらえるって言ってたのは、この給付金の対象者が、平成28年度臨時福祉給付金(3,000円)の支給対象者が対象だと説明している文章の”3,000円”だけに反応したためです。
それと、母は「住民税が課税されていない方」という文章の”住民税”だけに反応。
つまり、
給付金3,000円 → もらえる
住民税 → 払わなければいけない
文章を読んでも、母にはその単語しか目に入らず、上のような図式しか頭にないので、慌てくさって電話してきたわけです。
(慌てくさるって九州弁かな?意味は・・・慌てくさるんです・・・)
もう一回、落ち着いてお手紙読んでみてよ。
「えー!読んでもわからんし!」
いいけん、読んでみて!(語気を強める)
「えーと、臨時給付金が支給されます・・・・(最後まで読む)
さっぱりわからん!」
給付金が支給されるっていうことだよ。住民税払えって書いてなかったやろ?
「はあ・・・ぜんぜん、わからん!」
(今、読んだだろ!)
今週末行くから、その時手続きしてあげるよ、と言って、まあ、ひとまず解決。
高齢者は理解してないかも
厚生労働省に告ぐ!
日本の多くの一人暮らしの高齢者の臨時福祉給付金対象者は、この給付金のこと、理解してないぞ!
ぜったい!
日本の多くのってのは乱暴すぎだけど、多いのは確実だと思います。
わたくしの周りで高齢者にリサーチした結果、(リサーチ人数 4人)←説得力ゼロ
家電の説明書、役場、保険会社からのお知らせ等、そういう文章類を読んでも、ほとんど理解できない!
と、言ってました。
高齢者で、こういうことをきちんと理解できるのはTwitterでおなじみのミゾイキクコさんだけではないか・・・
終わりに
こういう給付金を頂けるのは、高齢者にはうれしいけど、その手続きをコンプリートするのは、大変だというのは、仕方ないのかな?
調べたりとか、勉強したりする努力はずっと必要なんだけど、高齢者はつい「意味解らん」と投げ出してしまいがちになりますね。
サポートできる事はできるだけしてあげたいけど、少しは努力しろよ・・・とちらっと思ったりしたのでしたー!
もし、離れて暮らす高齢の親御さん、ご親戚の方がいらっしゃったら、お電話して聞いてみた方がいいかもです♡
↑サギの人はスーツとかネックストラップの名札とかで信用させようとするので、これも注意!
では!