2017年2月11日公開、2019年11月7日加筆、修正
「布団をいくら重ねても寒い!」
実家の母は寝る時は普通の羊毛布団で寝ています。
軽い布団は断固拒否
「羽毛布団にしたら?軽くて暖かいよ!」
「いやー!絶対ダメ!軽ーい布団なんて暖かくないし、眠った気持ちにならないから絶対ダメ!」
まあ、母の事なので、ぜったい否定してくるだろうとは思っていましたが。
あの年代の重くないと暖かくない信仰は強いですよね。
父の重いコート
ずっと昔の話、わたくしの父が病気で手術して、すっかり痩せてしまった頃のこと。
そのころ父が着ていた冬のコートは、スエードで、めちゃくちゃ重い!
痩せた父には、着るのがたいへんそう・・・
ある日デパートで薄くて軽くて、とっても暖かい綿の入ったコートを発見!
ちょっと高かったけど、早速購入!
すぐにそのコートを着て出かけてくれたのですが、
「軽いけん、いっちょんぬくくならんね!」
(軽いから、ぜんぜん暖かくならないね)
それで母にすんごい分厚いキルティングの布地をコートの裏に縫い付けさせました・・・
なんだよ、これ、重さが前のやつと変わらないじゃないか、とほほ・・・
まあ、父はずっとそのコートを大切に着てくれたんですけど。
布団は重い派が多い?
最近はユニクロとかで、ウルトラライトダウンとか軽くて暖かい服が増えたから、服に関しては、軽くなる傾向だと思うけど、布団に関しては
断然重い派!ってやはり多いのでしょうか?
重い布団の方が快眠できるという研究結果があるそうです。
重い布団の適度な圧迫刺激が優しく抱きしめられているような感覚と同じなんですって。
お母さんのお腹にいるときの安心感に似ているのかもしれません。
最後に
たしかに、寝る時上に何かかけてないと、眠れないというのはあるかなあ・・・
でも、布団の重さは体重の10%がベストだそうですよ。
母には無理矢理羽毛布団買っていってみようかな。
一度試したら、納得すると思うし。
では!