リウのくらしの絵日記

楽しいシニアライフを目指す50代の毎日♪要介護3の母は現在施設で暮らしています。本ページはプロモーションが含まれています。



近所のパン屋さんの話

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ずいぶん前の話なんですが。

 

以前住んでいた家の近くにパン屋さんができました。

 

お値段はお手頃なのに、とっても美味しいパン屋さん。

 

よく買いに行っていました。

 

難点は、レジを担当するパン屋さんの奥さん。

 

若いけど、びっくりするほど無愛想。

 

感じ悪いなあ、と思ったけど、お店もオープンしたばかりだし、お客さんも多いし、忙しいからしょうがないよね・・・と思う事にしました。

 

ある日サンドイッチ用の食パンを買いに行った時のことです。

 

その日は、奥さんかご主人のお母さんらしき人と、いつもの奥さんの二人がレジに立っていました。

 

陳列棚にはサンドイッチ用のパンがなかったのでたずねました。

 

「食パンをサンドイッチ用に10枚切りぐらいに切ってもらえますか?」

 

するとレジの二人はしばらく無言で見つめあい、そして表情を変えずにわたくしの方を向いて、ぶっきらぼうに一言。

 

「できません」

 

できなくて、すみません〜汗とか、そういう態度ではなく、「は?サンドイッチ用?何言ってるの、この人?」という表情なんです。

 

わたくしの被害妄想がひどいのかもしれないけど、それを差し引いても「サンドイッチ用の食パンってこの世に存在するのですか?」という顔をなさってる。

 

さすがの温厚なわたくしも(←嘘くさいけど)、ぶちっとキレて「あのー、できないならできないでいいんですけど、その態度は・・・」と言いかけたところに厨房からご主人が血相変えて飛び出して来ました。

 

「サンドイッチ用にスライスできますよ!すぐ切りますね!ちょっとお待ち下さいね!」

 

だって。

 

もう、最初からご主人が対応してくださいって思いました。

 

この一件以来、パン屋さんから足が遠のいたんですが、そのパン屋さんの奥さんと子どもの幼稚園で知り合いという人と話をしました。

 

「あのパン屋の奥さん、接客がものすごく苦手でどう対応していいかわからず死ぬ程悩んでるんだって」。

 

はー、単に接客が苦手だったんですね。それも極度の。

 

まあ、お店を始めたばかりだから経費節約のため奥さんをレジに立たせたんだろうけど、あれじゃいくら美味しいパンをせっせと焼いても、売り上げはガタ落ちですよね。

 

家業の事だし、ご主人に言われたら仕方ないけど、奥さんも無理な事は無理って断ったほうがいいよ。

 

いや、ご主人、奥さんの性格わかってんだろうから、早く気づいてあげて。

 

しばらくしてパン屋さんに行ったら、パートさんらしきテキパキ愛想のいい女性がレジに立っていました。

 

それからそのパン屋さんの人気は今もずっと続いています。

 

めでたしめでたし。

 

結論

 

苦手なことはやめよう

 

 

では!

 

 

こっちは近所のおじーさんの話だよ!

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