今朝のNHKニュースで認知症の方への声かけについての話題がありました。
認知症の方への声かけについては、わたくしも気になるところ。
身近に認知症の症状がある人がいないと、そういった方への行動への理解がなかなか及ばないので、声かけなどはかなりハードルが高いと思います。
このニュースは記者の方の実体験からのもので、ある日子連れで買い物に出かけた際「気持ちよさそうに眠ってるわね」と声をかけてきた高齢の女性に出会いました。
その女性は買い物をする風でもなく、お店の人に声をかけたり「帰らなくちゃいけないんだけど」と言いながらうろうろしていたそうです。
記者さんは買い物が終わるとその場を立ち去ったけど、あとで「認知症だったのかもしれない。何か声かけをすればよかった」と大変後悔されたそうです。(若い人には声かけは難しいですよね)
そのことがきっかけで記者さんは後日自治体が開催した「認知症サポーター講座」に参加しました。
「認知症サポーター」は認知症を正しく理解し地域で見守る役目を担ってもらおうという狙いで、各地でこうした講座が開かれています。
認知症の方への声かけのポイントは驚かさないように「後ろから声かけしない」「できるだけ一人で声をかける」「穏やかにはっきり話す」「相手の話に耳を傾ける」ということ。
それでも、認知症かどうかの見極めが難しいので声かけを躊躇ってしまう人は多いですよね。
『困っていそうだな』と思ったら認知症かそうでないかに関わらず声をかけるという意識が大事。
とってもシンプルなことですよね。
認知症にかかわらず、困っている人に声をかけることは誰でもできますしね。
その意識があれば認知症の方への声かけもハードルは下がりますよね。
と言えども、やっぱり若い人にはなかなか難しいと思うので、ここは年と共に遠慮がなくなってくる中高年のおばちゃんが頑張らないといけないなあって思いました。
もちろん中高年のおじちゃんも頑張って欲しいです。
では!