今日、なんかふと頭に浮かんだことです。
20代の頃、毎日仕事に追われて、疲弊していました。
仕事の量も多かったけど、あの頃の自分はなんでも引き受けて、いっぱいいっぱいになっていいました。
取引先とかから「テレビCMに出てる商品のことで聞きたいことがあるんだけど、メーカーに電話して聞いてもらえない?」とか「〇〇会社の担当の人、とっても怖いので代わりに電話して聞いてもらえませんか?」とかいうお願いまでも、わたくしはいちいち聞いてあげてたのです。
それでなかなか終わらなくて、そういう電話してきた人は「ねえ、さっきの件、聞いてくれた?急いでるんだけど」と急かしてくる。
あの頃のわたくしって、なんでも引き受けて「すみません!すみません!」って電話にコメツキバッタのように謝ってばかりだったなあ。
中高年の今だから言えるんだろうけど、「自分でやって」って言えばよかったのにね。
相手によく思われたいとか、自分がガマンすれば、という気持ちが大きかったと思います。
しかし、結局は仕事が遅れたり、ミスにつながったりして、相手に迷惑をかけてしまいます。
それに相手に「あの人に頼めばなんでもやってくれる」と思われるのも、問題です。
頼りにされるのと、頼みやすくて便利というのは違います。
断ることは大事です。
エッセンシャル思考の本には、「なんでもできるが全部はやらない」という記述があります。
「99%の無駄を捨て1%に集中する」、そのための取捨選択を考えないといけません。
断る勇気は若い頃に身につけるのは大変かもしれませんが、1日でも早く習得すれば、もっと自分を大切にできますね。
若い頃の自分に教えてあげたいなあと思いました。
でも、中高年でもなかなか断りにく場面ってありますよね。
いろいろ断り方があると思いますが、素直にできない理由を述べて、丁寧にお断りするってのが一番いいようです。
人間関係って難しいですね。
でも、人にどう思われようといいやってできれば、らくちんです。
言うのは簡単だけど。
では!
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