Kindle Unlimitedで
「ダーリンは70歳 高須帝国の逆襲」
を読みました。
たしか、出版社ともめて絶版になるとか、
なったとか言ってたような?
絶版になるとか、なったとか
いろいろ調べたら、紙媒体は絶版に
なったけど、Kindleでは販売されてる
のですね。
それが、Unlimitedに!
なんで、絶版にしようとしたのかな?
愛について語った内容なのにね。
これは高須クリニック院長の
高須克弥さんの、漫画家の
西原理恵子さんに対する
ラブレターみたいなものです。
西原理恵子さんのマンガ
「サイバラの小部屋」も
おもしろいです。
いつものように、大笑い
させられるけど、
最後にしんみりしみじみ
させられてしまいます。
高須クリニック高須院長
高須先生って、男性誌の
広告によく載ってる系の
手術で有名だったり、
テレビによく出演されたりと、
なんだか「怪しい」イメージしか
なかったのですが、
この本で、優しい方なんだなあと
初めて知りました。
あまりにも違うお二人
お二人は、凶暴なクマとマタギって
くらい性格が違います。
だから惹かれあうのでしょうね。
「価値観がいっしょの人がいいっ♡」
なんていう若人(わこうど)の
意見なんて、ここでは恥ずかしくなります。
ほんとうの恋愛
結婚って、集団と集団のDNA
交換みたいなところがある。
結婚は一族同士、家と家、親戚付き合い
そういうものが必ず絡んできます。
1対1ではないのですよね。
でも、このお二人はそういう時期を
通り過ぎてるから、ちゃんと「恋愛」が
できるのですね。
若い頃は理解できなかった「愛」について
高校生の頃観たテレビで
芸術家岡本太郎の母親で、
生涯が紹介されていました。
その中で、岡本かの子夫婦と
共同生活していたふたりの
書生さんのうち、
おひとりが、その時ご存命で、
インタビューに出ておられました。
どこかの大病院の院長を
されてる方でした。
当時かの子にぞっこんだった、
お二人は、かの子にいろいろ
用事をいいつけられ、
腰巻きとかも洗わされたり
していたけど、
「あの時が一番楽しかった・・・」
とおっしゃっていました。
その時のわたくしは
「は?」
でした。
今は地位や名誉やお金もあるのに、
命令されて腰巻き洗わされてた時の
何が楽しかったの?
ただの変わり者・・・
としか、思えませんでした。
人を愛するってこと
高須先生はいつも思っている。
「どうすれば、彼女を笑顔にできるか」
「愛」って、そういうことなんですね。
今だったら、あの書生さんの
気持ち、わかります。
ただ、岡本かの子の笑った顔が
見たかったから。
好きな人の笑顔がみたい。
それが恋愛なのです。
とってもシンプルな方程式ですね。
こういう事がわかってくるなら、
年をとることも悪くないなあ・・・
と思わせてくる本でした。
Kindle Unlimitedで読み放題に
なってます。
ぜひ、読んでみて下さいね!
では!
こちらはサイバラさん著です。↓
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余談ですが、高須先生が
ウォーシップフルマスターっていう
フリーメイスンの最も偉い人に
なったっていうくだりに、大笑い。
高須さんが決め事で「NO」っていったら
「NO」になってしまう程偉いんですって!
なんか少年マンガみたいです。