涙の加齢現象 - リウのくらしの絵日記

映画やテレビを観て泣くことはありますか？

わたくしはドキュメンタリーの家族もの、特に子どもが出てくるのは泣いてしまいます。

でも若い頃のように「号泣」ってのはなくなりました。

じわっと涙が滲み出てくるぐらい。

おそらく年齢的なものもあって、水分が減ってるのかもしれません。

トイレは近いんですけど、涙とはまた違いますもんね。

加齢により、感情によって呼び起こされる水分が減って涙が出なくなってきてるのでしょうし、テレビ以外でも悲しくて涙を流すこともないだろうと考えていました。

しかし、2年前に母を老人ホームに入れる時は号泣してしまったので「やはりこういうことでは涙が出るんだ」とわかりました。

でも「テレビなどを観て大泣きすることはないな」とも思ってたんです。

それがですよ。

先日、ドラマ化、アニメ化もされた女性警察官が主人公のマンガ「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」のスピンオフ「ハコヅメ別章アンボックス」を課金して読みました。

もう自分でびっくりするぐらい号泣してしまって。

「う、う、うおおおおおおお」って嗚咽しながら。

映像は泣きやすいけど、マンガってそんなに泣くことないように思うんです。

過去にマンガでオイオイ泣いたのは、30数年前に読んだ「エースをねらえ」の宗方コーチが亡くなるお話だけ。

還暦前だけどマンガ読んでこんなに泣ける自分に感動。

なんだか自分にもちゃんと「人の心」があったんだ！って感じです。

もうこの年齢だと、心を揺さぶられるような感動とは疎遠になるんだろうなあって思ってたけど、まだまだ大丈夫だとわかって、とってもうれしかったです。

まだまだ自分は感動できるんだー！

ちなみに「ハコヅメ別章アンボックス」だけを読んでも感動しないと思うので、「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」を全巻読んでから読むのをお勧めします。

では！