テレビで東京23区の”ワンルーム事情”を紹介している番組を見ました。
最初に紹介されたのは、駅から徒歩8分という好立地のワンルームマンション、家賃は74,000円。
しかし驚いたのが、その広さ。
なんと全体で9.8㎡!(5畳ぐらい)
その超コンパクトな空間にトイレ、バス、ミニキッチン、洗濯機置き場、居住スペースがあるのがすごいです。
玄関の扉を開けると、すぐそこにむき出しのトイレスペース、その隣にシャワーカーテン付きの浴槽(シャワーは付いている)。
さらにミニキッチン、洗濯機置き場が並び、最後に1.8畳の居間。
いや、よくうまく詰め込んだね!と感心してしまいました。
収納がゼロなので、衣類などはどうするのでしょうか?
たぶん収納付きベッドを使うのでしょうけど、持てるものはかなり限られそうです。
テレビやオーディオなどは置けそうにありませんが、今はスマホがあれば音楽も動画も楽しめますしね。
都心なので、お店やコンビニも多く、自炊せずにミニキッチンはお湯を沸かすだけという割り切った生活スタイル。
「家は寝るだけ」と思えば、意外と快適なのかもしれません。
番組ではもう一つ、昔ながらの築55年の物件も紹介されていました。
こちらは一部屋6畳、風呂無し、共用トイレ、共用キッチン、共用洗濯機、共用の居間、家賃は63,000円。
この物件はお風呂がない代わりに近所の銭湯のチケットが付いていて、代金は家賃に含まれるそうです。
ご近所さんやアパートの住人と自然に顔見知りになれるという点では、一人暮らしでも寂しくないかも。
ただ寒い冬にわざわざ銭湯へ行くのは、ちょっとつらいかもなぁ。
自分だったらどちらを選ぶかなあ、といろいろ考えていましたが...
「いや、その前に高齢者向けの住まいを考える方が現実的やん!」と気づきました(笑)
今回テレビで紹介されていたような暮らしぶりを見て、「モノが少ないって身軽だな」とも感じました。
それに暮らしを小さく整えるヒントにもなったように思います。
でも現実的には、狭さよりも動きやすさや安全面を重視したい年齢になってきたのですよね。
今後は「どんな空間で暮らすと心地よいか」「どこに住むと安心か」を、もう少し具体的に考えていきたいです。
それではまた!