同じ年代の方たちとお話しする機会があって、そこで「50代って子育てが終わって、人生100年と考えると、またここからスタートできると思うとワクワクする」っていう話が出てきました。
親の介護とかもあるので、まだまだ大変ではありますが、〇〇ちゃんのお母さんとか、お嫁さんとかいう肩書きが外れて、自分という一個人に戻れる時でもありますね。
ちょうど、2011年に製作された「デンデラ」という姥捨山に捨てられた老婆たちが、厳しい冬山を生き抜いていく映画を観たところだったんですよ。
その中で、デンデラという老婆たちが住む集落の新入り(山に捨てられたばっかり)の70歳のカユ(浅丘ルリ子)が、先輩老婆たちに「小娘」呼ばわりされる場面があるのです。
100歳、90代、80代からしたら、厳しい山暮らしに10歳、20歳年下の新入りなんて、本当に小娘なのですね。
そんなデンデラだったら、わたくしだって60目前とはいえ小娘どころか、子どもですよ。
この先10年20年、いや30年あると思うと、今から何か新しいことを始めるのに遅すぎることはないのだと思います。
もちろん、そのためには健康で元気でいることが肝心ですし、いつ死んでもおかしくない年代でもあります。
でも、体が弱ってきたからとか、先が短いしとか考えて、やりたいことを何もしないで人生を終わるより、何かしらやっておくのが一番ですよね。
まだまだ「小娘」の50代、やることはたくさんありそうです。
「デンデラ」の感想は別ブログに書いてますので、ぜひ読んでくださいね。
では!