SNSで高齢の親がコンビニや銀行の画面操作がハードル高すぎて怖くて行けないので、どうしたものか...っていう発言がありました。
それに対して「教えてあげるとすんなりできるようになる」とか「慣れるまで付き添えばできるようになる」とか「老年になっても学びは必要、今はできないけどやれるようになろうというのが大切」とかいう意見が。
いや、わかる。
わたくしだって、7、8年くらいまではそう思ってました。
歳をとってもチャレンジ精神を忘れないでいたい!とか、ラクな格好ばかりせず、おしゃれしてハイヒールを履くおしゃれシニアになりたい!なんて思ってましたもん。
でも、そうはいかないんですよ、高齢者って。
いくら丁寧に優しく教えても、いつまで経ってもできるようにはならないし、学ばない高齢者は絶対学ばないし、体動かないし、頭働かない。(もちろんできるようになる高齢者はいます)
なんと言ったらいいのかな、漏らさないようにリハビリパンツ履いていても、なんかズレたりして漏らしてしまうとか、そんな感じ。←例えが悪い...
漏れるものは漏れる!
できないものはできない!
高齢者ってそういうものなのですよ。
わたくしだって60前だけど、更年期のためラクな服装じゃないと体調が悪くなりますし、ハイヒールなんて履いて歩いたら頭にガンガン振動がきて歩けなくなってしまいます。
かろうじて今は本を読んだり新しいことにチャレンジするのは好きではありますが、いつ体調が変わったり認知機能が衰えて、何にもできなくなってしまうかもしれません。
わたくしもこの年になって、ようやく少しだけど高齢者の気持ちがわかるようになったのだから、世間の人たちみんなが高齢者のことを理解するのはすんごく難しいですよね。
もちろん新しいことを学ぶのは大事だけど、今のシステムについていけない高齢者が安心して暮らせるように、昔のものも少し残して欲しいなあと思う今日この頃です。
では!