実家の片付けに悩んでいる方はわたくしだけではないと思います。
わたくしたちの親世代はモノがない時代に育っています。
「モノがあるだけでもありがたい」という時代だったのです。
だから、モノへの愛というよりも、使えることのありがたさが優先されていました。
自分が好きだから使うということはあまりなく、高価な食器はお客様用、自分のものは「使えればいい」「動けばいい」「食べられればいい」という感覚が多かったと思います。
母も筆記具は書ければいい、ハサミは切れればいい、という基準で選んでいました。
実家は書けなくなった筆記具や切れ味の悪いハサミがたくさん。
義母も切れ味の悪い包丁が10本以上キッチンにありました。
使いにくくなったら、切れればいいだけなので安価なハサミを買って、またすぐに切れ味が悪くなり、また購入する・・・という繰り返し。
だから家は「ガラクタ」ばかりであふれてしまうのですよね。
このブログで何度も書いているのですが、モノを選ぶときには本当によーく考えて買わなければいけません。
ハサミひとつにしても、「このハサミを愛しているか?」ってのも考えないといけません。(何かのCMみたいに「そこに愛はあるんか?」です)
それは値段が高い安いは関係なく「愛」しているかが重要です。
100均で簡単にモノが変えてしまう環境で難しいかもしれないけど、少しづつ「愛」を確認する作業を増やしていきたいです。
では!
※過去記事を加筆修正いたしました