リウのくらしの絵日記

楽しいシニアライフを目指す50代の毎日♪要介護3の母は現在施設で暮らしています。本ページはプロモーションが含まれています。



母、こっそり施設の外に出る

先日、母が入居している施設に面会に行った時のこと。

 

玄関に入るなり職員の方に「申し訳ありません!先ほどお母様が外に一人で出られたことに気づかなくて・・・」と謝られてびっくり。

 

職員さんが目を離した隙に施設を出て、すぐに近くを歩いているところを職員さんが発見し、車で連れ戻されたそう。

 

施設に入居前は、デイサービスがない時など外に出かけようとして困ってたのだけど、入居して落ち着いてよかった!とホッとしてたのに。

母に「どこに行こうとしてたの?」って聞いたら、「わからん」だって。

 

元気な頃は、あまりじっとしてることはなくて、出かけるのが好きだったもんね。

 

でも「家に帰る」わけではなく、「どこかに出かけなければ」と思ってるみたい。

 

家のことをあんなに気にしてたのに、今はさっぱりそのことは出てこないのは不思議よね。

 

職員さんの話を聞いたら、最近は玄関のロビーの辺りをやたらウロウロして、「お散歩にいきますか?」と声をかけると、プイっとそっぽを向いて自分の部屋にスタスタ戻るんだって。

 

そうそう、家では母は「一人で出かける!」って言い張ってたのよね。

 

誰かについてこられるのをすごい嫌がるという謎のこだわり。

 

わたくしが「ロビーでウロウロしてるのは、私が来るのを待っとうとかいな?面会の回数を増やしたがいいとかな?それともあまり行かん方が・・・」とウダウダ悩んでいると、

 

「いやいや!お母さんは持ってるとかではなく、ただ外に出たいとその時だけ思うとよ。ずーっと外に出たいと思ってるわけでもないし、あなたを待ってるわけでもないとよ。もちろんあなたが行けば喜ぶけど」と夫。

 

いつも考えすぎてしまう。いかんいかん。

 

本当に足腰丈夫で元気すぎる認知症の母なので、職員さんには申し訳ないです。

 

「一人で外に出たらいかんよ」と母に帰り際に何度も念を押すと「そうやね」と笑いながら言ってた。

 

たぶん、また黙って外に出るやろうなあ・・・

 

施設の職員さん、すみません。

 

では!