わたくしの母もそうでしたが、高齢者って「めんどくさい」と言って家電などの説明書を読まないですよね。
高齢者がめんどくさいと言うのは、怠けて説明書を読んでいないんだって思っていました。
しかし、自分がアラカンになって老眼がグーンと進んで、老眼鏡を新調した今、ようやくあの「めんどくさい」の本当の意味がわかりました。
高齢者にとって、あらゆる説明書って、字が小さくて、文章がやたら長くて非常に読みにくいんです。
老眼は進んでいるし、理解力は衰えてきているし、ほんと説明書を読むのって大変すぎます。
自分は歳をとっても老眼鏡をかけて説明書をきちんと読みこなしますよ、なんて40代くらいの頃は自信を持ってたんだけど...
そうして突然その日はやってくるのですよ、「説明書読むの、めんどくさい」と思う日が。
多分年老いたら誰でも「めんどくさい」になってくるのではないかな。
本を読むのは大好きなのに、商品の説明書き読むのめんどくさい。
カップ麺のお湯入れて待つ時間、何分かな?って確認しようと思ってみるけど、どこに何が買いてあるのかさっぱりぽん。
多分3分だろうとは思って、3分待ってるけど。
ちゃんと蓋にでっかく「3分」って書いてほしい。
これからどんどん体や脳が衰えていって、いろんなものが「めんどくさいー」ってなるのでしょうね。
母が説明書を読まずに「いっちょんわからん!」と言ってるのを、怠けてるんじゃなくちゃんと説明書読みなさいよ!って怒ってたよ、ごめん。
では!