ネット記事で「転んで死ぬことになった」60代以上の人たち...その悲しすぎる結末」というちょっと怖いタイトルを目にしました。
記事の冒頭の話では、60代の普通に過ごしてた男性が家の中で、座布団に躓いて転倒し骨折。
そして入院して弱って認知症になって、転倒から1年後に亡くなってしまったという、ちょっとショッキングな内容にびっくり。
2017年の東京消防庁のデータによると、65歳以上の高齢者で転倒によって救急搬送された人数は5万5614人、全救急搬送件数の82・3%。(都内だけで!)
厚労省の人口動態調査最新データでも、転倒による死者数は年間9673人で、これは交通事故死のおよそ倍だそう。
その転倒も外で派手に階段から落ちたとかではなく、家の中でちょっとした段差につまずいたとか、何かを取ろうとして体のバランスを失って転倒するケースが圧倒的なんだと。
その後の記事には「ほら!60歳すぎて転んだら死ぬことになるんですよお!」って感じの勢いで、転倒してから死に至る例がたくさん挙げられているのです。
それを読みながら「恐ろしい...恐ろしい...」とただただ打ち震えるのでした。
この記事よく見ると2019年に書かれたものなんですよね。
5年前、たぶんこの記事を目にしたのだろうけど、まだわたくしも50代半ばだったので、「ほんと高齢になったら転倒しないよう気をつけなくちゃ」ってさら〜って読み流したのだろうなあ。
すでに転倒骨折の危険は今ここにある危機!
どんな人でも1%は体全体の筋量が減少し、骨が脆くなっていくのですって。
高齢になったら転倒は気をつけようと分かってるのだけど、すでに今その気をつける年代になってるということに気がついてないって意外とあるあるかもしれませんね。
骨と筋肉のためにはタンパク質、カルシウムと運動と日光浴!
では!
「転んで死ぬことになった」60代以上の人たち…その悲しすぎる結末(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)