ニュースで見かけた「自爆営業」って言葉、聞いたことないなあって思ったら、会社側がノルマを達成できない社員に自腹で契約を結ばせたり、不要な商品の購入を強要したりする行為をいうことだそう。
それって40年くらい前にわたくしが会社員時代に横行していたことだよ。
クリスマスケーキを2、3個買わされたり、ボーナスシーズンに暖房器具や大量の湿気取りを売ることをノルマにしたり(結局自腹)という悪行が令和の時代にも残ってたとは!(←自分の身近の体験談)
ニュースの内容は厚生労働省が、ノルマ達成などのため社員らに自社製品の購入を強いる「自爆営業」の防止に乗り出すのだそう。
強要された結果、自殺する人も出ており、労働施策総合推進法(パワハラ防止法)に基づく指針に、パワハラに該当すると明記することで企業に対策を促す。
えええ、今頃なんですね!
今まで何をやってたの?
ちょっとショック。
そういえば数年前に、コンビニの店員さんが大量に売れ残った恵方巻きを無理やり買わされるということがSNSで問題になってましたね。
「自爆営業は昔からあり、企業発展のための『必要悪』と黙認されてきたが、現代では労働者に負担を強いることは許されない。指針改正によってパワハラの一つという認識が広がれば、世間の見る目も厳しくなり、抑止につながる」と話す。
と労働法に詳しい大学教授が解説していますが、「企業発展のための『必要悪』」って「悪」でしかないのに。
家族みんなが喜ぶクリスマスケーキが、好きでもないメーカーのものを2、3個持って帰られたら、もう嫌いになってしまいます。
家族も可哀想だし、クリスマスケーキにも失礼だ!と当時とても憤慨した思いが蘇るわ。
どうか、誰も幸せにならないビジネスは無くなってほしい。
では!