SNSで「53歳のお父さんが『多様性社会が生きづらい』と言っている」という投稿がちょっと話題になってるようです。
「自分は人生のほとんどを理不尽・罵声が当然の昭和で過ごしてしまったから、今の時代で許されないことを本当の意味で理解できていない、 だけど老害になりたくないので沈黙を選択していて、結果的に社会での自由な発言権を失っているため生きづらい」
53歳お父さんは人生のほとんどを理不尽・罵声が当然の昭和で過ごしてしまった、と言うことですが、正確には18歳まで「昭和」です。
おそらく社会人になったのがバブル崩壊直後。
このお父さんはわたくしより年下ではありますが、まあまあ同じ世代なので、気持ちはとてもわかります。
人生のほとんどを昭和で過ごしてしまったというのは、昭和のマインドがずっと変わらずに平成令和を過ごしてしまった、ということなのかもしれませんね。
しかし「今の時代で許されないことを本当の意味で理解できていない」というのはどういうことなの?
自分が若い頃、年長の人たちに言われたり、されたりしたことで、不快に感じたことをしなければいいだけだと思うけど...
ただ、こういう老後を送りたい、こんな高齢者になりたい、というモデルになるような人に出会えなかったのかもしれませんね。
それに今の時代って、ただただ年金のことや、お金の不安ばかりで、安心のんびり過ごせる老後は難しそうです。
不安に感じるのは仕方ないかもしれません。
なので、ただひたすら今の時代が「生きづらい」と感じるのでしょう。
それに男性ですが「更年期」の症状かもしれませんし。
今の多様性の時代は自分にとっては、昔に比べて多少は生きやすいと思いますが、一方で戦争や老後のお金問題、介護など不安がたくさんあるのは事実です。
これをどう上手く乗り越えるか?いや、乗り越えなくても、楽しく歩んでいけるか?と考えてしまいます。
考え出すと、いろいろ悩みがでてきますね。
では!