7月から9月まで異常な暑さでしたが(10月に入っても暑い)、施設に入居している母は体調の変化などもなく元気に過ごしています。
前にこのブログで書いたのですが、今の母は語彙力、記憶力がすっかり低下して、わたくしのことはだいぶわかってないようです。
以前は大好きだったシャンソンのCDなどを車の中で聴かせると、少し口ずさんでたりしていたのに、今はすっかり無反応。
もうすっかり忘れ去ってしまったようです。
先日車のラジオから坂本九の「上を向いて歩こう」が流れてきました。
すると母は嬉しそうに歌詞を口ずさんでいるではありませんか。(歌詞はもちろん完全ではありませんが)
それに手で膝を叩くような仕草でリズムを取ってるんです。
え?まだ音楽にちゃんと反応できるんだ!
きっと「上を向いて歩こう」は施設のデイサービスでよく歌っているんでしょうね。
久しぶりに母にしてはアクティブな様子にびっくりしてしまいました。
今の施設は車で1時間ちょっとの距離なので、面会に行きやすい近くの特養を探してみようか考えていました。
でも母が今の施設で、とっても楽しんでる様子が伝わってきて、このままでいいよね!って思いました。
母との外のお散歩から戻ってきて、玄関で「じゃあ、また来るからね〜」ってバイバイしようとしたら、ちょうど職員さんの「ご飯できてますよ〜」の声に母はくるっと向いて食堂に行ってしまいました。
さっさと行ってしまうのね!
視界からわたくしが見えなくなると、もうその瞬間存在を忘れてしまうんです。
ま、元気な様子を見れて良かった。
なんだか母はまだまだ長生きしそうです。
では!