
実家の片付けをしています。
思っていたより、進みません。
娘が帰省していたので、少し手伝ってもらおうと、一緒に実家に行きました。
「台所やリビングにまだ残っているものを、不燃物、燃えるゴミの袋に分けて入れてね」
「大変だから、無理しないでね」
そんなことを言いながら、私は別のところを片付けていました。
しばらくして「あとはどこ片付けたらいい?」と娘が聞きにきました。
もう終わったの?って見てみたら、あれだけあったものがきれいに片付いています。
「だって、ただ袋に入れるだけやん」。
その通りです。
袋に分別して入れるだけ。
それだけの作業なのに、私はどうしてこんなに時間がかかってるのでしょう?
理由は分かっています。
処分するものを手に取るたび、
「使えるかな?」
「あ、これは昔よく使っていたやつだ」。
そんなことを考えてしまい、気づくと手が止まっています。
タンスの引き出しの底に敷いてあった、昔のスーパーのチラシ。
80年代なのに衣料品は結構高く、
お米は5kgで1890円。
片付けに来たのに、あの当時の暮らしに思いを馳せ、しばらく見入っていました。
娘が言いました。
「私はここのものに思い入れがないから、すぐ捨てれるんだよ」
確かにその通りだなと思いました。
当事者にはモノに思い出が重なります。
でも関係ない人にとってはただの「モノ」。
もう少し冷静にならなくてはいけませんね。
クールなことを言ってた娘。
イチゴやさくらんぼのイラストがついたガラスの器を見つけ、「これ小さい頃、アイスを入れてたよね」と持ち帰っていきました。
モノを手放す覚悟はできたつもりでしたが、どうやらそう簡単ではなさそうです。
また思い出しながら、少しづつ片付けていこうと思います。
それではまたー
