
今年は夏に母の一周忌と初盆を済ませました。「大変だったね」「お疲れさまでした」とお声をかけていただいたのですが、正直いうと、記憶に残っているのはお料理です。家族だけだったので、主役は母というより、お料理だったような(すまぬ母)。
友人も今年義理のお母さんの三回忌だったそうです。こちらも家族だけで、「とっても楽だった」とのこと。そうなんですよね。
思えば、結婚したころは違いました。なぜか葬式や法事が相次いで、とにかく「大変」という記憶しか残っていません。
夫の方は親戚付き合いが多く、ホテルや料理屋さんの予約や、香典返しなどの用意など、やることがたくさん。しかも私の親世代は、お返しに引き出物、お土産のお菓子などモノのやりとりするのが当たり前の時代です。ピエールカルダンのロゴが入った、タオルや綿毛布、急須と湯呑みのセットとか。
今実家から持ってきて使ってる急須は今も現役ですが、「ウンガロ(Emanuel Ungaro)」ですよ。フランスのデザイナーの名前が入った茶器のセットって、考えたらなんかすごい。今もこういうの売ってるのでしょうか?
最近は自由に選べるカタログギフトが主流のようです。それにコロナ禍を経て、葬儀自体も家族だけというスタイルがすっかり定着し、以前のようなモノのやりとりは激減しました。正直、ホッとしています。
でも、景気を良くするにはモノが売れたほうがいいのでしょうね。モノを買う以外に景気が良くなる方法って何かあるのかなあ。ウンガロの急須でお茶を入れながら考え込んでしまうのでした。
それではまたー
