福岡市公式シティガイドより画像をお借りしました。
台風のニュースで、航行中のフェリーが高波のためすんごい揺れている動画を観たのですが、乗っていた人たちはとても怖かったでしょうね。
わたくしも小学生の高学年のころ、船で同じような目に遭って、本当に怖い思いをしました。
フェリーで志賀島へ
両親と小学生のわたくし3人で、福岡市の博多ふ頭
からフェリーで30分の志賀島という所に行きました。
志賀島は陸続きなので、車でも行けるのですが、当時実家に車がなかったので、フェリーを利用。
総トン数120トン、旅客定員162名。
わたくしが小学生だった40年前はこんなにスタイリッシュではなかったと思うなあ。
大きさはこれくらい。
志賀島へ行くフェリー乗り場は
博多旅客待合所へのアクセス
・天神から:天神ソラリアステージ前(2A)のりばから、90番のバスに乗車し、終点「博多ふ頭」にて下車。
・博多駅から:博多駅センタービル前(E)のりばから、99番のバスに乗車し、終点「博多ふ頭」にて下車。
・地下鉄「中洲川端(K09・H01)」下車、7番出口より徒歩約20分。
時刻表など詳しいことはこちらのサイトをどうぞ↓
帰路のフェリーで恐怖の体験
志賀島でどのように過ごしたかはまったく記憶にないのですが、午後3時くらいに帰りの船に乗ったと思います。
デッキで外を眺めていたら、突然真っ黒で大きな雲がすごいスピードで近づいてきました。
それまではピーカンの晴れではなかったけど、雨が降るような空ではなかったのに、急にです。
するとものすごい雨と強風が!嵐です。嵐!
激しい高波に慌てて1階の船内に入り、あたふたしながら持っていた浮き袋をふくらまして装着。
船の揺れ方は尋常ではなく、体感としては45度くらい傾いたんじゃないかと思うくらいで、お客さんでぎゅうぎゅうの船内は悲鳴があがりました。
フェリーは怖いよ
わたくしと母は顔面蒼白でしたが、父は平気な顔をしています。
わたくしの父は元漁師で、その当時は船舶関係の仕事をしていたので、毎日船に乗っていて、こういう事は慣れっこ。
恐怖に打ちひしがれるわたくしと母に向かって一言。
「転覆したら、すぐ飛び込めるようデッキにおった方がよかよ」
波がざんざんかかるデッキに誰が出るかい!
なんとか博多ふ頭まで戻る事ができましたが、頭の先からつま先まで雨や波をかぶっていて、ずぶ濡れで家路に着きました。
父は後で「あんくらいの天候で船は転覆せんよ」と言ってましたが(でもあの時転覆したらすぐ飛び込めるようデッキにいた方がいいって言ったよね!?)、わたくしはほんとに沈むんじゃないかと小学生なのに死を覚悟しました。
最後に
とても怖い体験をしましたが、志賀島はとってもいい所です。
先ほども述べたように陸続きですので、車でもいけますし、フェリーもそうそうあんな嵐なんかありませんので快適ですよ。(わたくしが言うと説得力に欠けるけど)
でも一言、
海の天候は変わりやすい・・・
今日も読んでくださってありがとうございました。
では!
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