
30年前に亡くなった私の父は相撲好き。テレビに向かって拍手したり、「よしよし」とか「なんばしようとか!」と声を出したり。父は昭和ヒトケタをパワーアップさせたような人で、しょっちゅう怒鳴っていました。若い私は「あんなに必死になって。うるさいなあ」なんて思っていました。
そんな父を見て育った私が、気づけば同じように相撲に一喜一憂するおばちゃんになっている。血は争えないものです。今年、父が亡くなった年齢と同じになります。61歳。中年と呼ぶには少し無理があるけれど、かといって「高齢者」と言われるとまだピンときません。世間的にはどちらにも収まりきらない、中途半端な年代なのかもしれません。でも、この「はざま」にいる感覚は、今の自分らしい気がしています。
あの頃の父を思うと、私はまだまだ(かなり)未熟です。ずうずうしいけど、若い頃と中身はほとんど変わっていない気さえします。だから少し不安に感じることもあります。でも、それでいいのかもしれません。完成されていないからこそ、これからも変わっていける。それも楽しみになりますね。
相撲中継に「よしよし」と声をかけながら、そんなことを考える休日でした。
それではまた〜
