辛い更年期が過ぎて、ようやく体調が元に戻った今日この頃。
閉経後は女性ホルモンが減る一方で、男性ホルモン「テストステロン」が優位になり、それが女性を活力的にしてくれる、そんな記述を読みました。
「テストステロン」は行動力を高めたり、リーダーシップを発揮させたり、とにかく力強い活力を与えてくれるとのこと。
つまり、更年期の後には、人生を楽しめる「黄金期」が待っている、というのです。
そういう情報を見て「もうすぐ黄金期!それまでの我慢!」と思っていました。
でも更年期を越えた実際の自分はというと「とにかく力強い活力」というのは全く与えられませんでした。
そして「行動力」なんて以前よりずっと下がってきている感じです。
これはもう人それぞれです。
黄金期を元気に謳歌している人もいれば、私のように“しおしおモード”の人もいる。
ただ、そんな私でも、以前と比べて少し変わったなと思うことがあります。
たとえば、頑張りすぎなくなったこと。
いちいち一喜一憂しなくなったこと。
そして何より、「できないことはできない」と、ちゃんと断れるようになったこと。
以前は、断ったらどう思われるだろう、と気にしていたけれど、今は違います。
無理して倒れてしまったら、結局困るのは自分自身ですから。
この年齢になると、無理はもう「生か死か!?」の問題になりますしね。
テストステロンによる黄金期は、どうやら私には訪れなかったようですが、その代わり「自分を大切にする術」は、しっかり身についたような気がします。
これもまた、悪くない変化かもしれません。
それでは〜