少女漫画雑誌「りぼん」が創刊70周年だそうです。
私が「りぼん」を読み始めたのは小学4年生ぐらいの頃。
「りぼん」はちょっとお姉さんぽいと思い、手に取りました。
中でも、陸奥A子さんの作品が大好きでした。
(今でも持ってます。棺桶に入れてほしい)
背が高く優しい男の子、アイビールック、おしゃれな家具があるお部屋。
フリフリのドレスやシャンデリアに囲まれた“お嬢さま”像とは少し違って、現実にもありそうなファッションとインテリアが、すごく大人っぽく見えたんです。
(とはいえ、主人公は高校生くらいでしたが)
「高校生ぐらいになったら、こういう生活をするのかな」と憧れていたものです。
でも、現実はずっと自分の部屋は和室で、机は小学校入学時に買ってもらったスチールの学習机。
きっといつかは...と心に誓ったものです。
そのうち私は少年漫画や青年誌を読むようになり、「りぼん」から自然と離れて行ってしまいました。
今回の70周年のニュースを見て、今でも「りぼん」が続いていることにびっくり。
それに「りぼん」と同じ時期に出版されていた「なかよし」もまだ健在なんですね。
今の小学生女子たちも、あの頃の私のように、主人公に憧れたり、励まされたりしていると思うとなんだか感慨深くなります。
ふふふ、私の子供の頃と一緒だわ〜ってよく見たら、今の「りぼん」って690円もするんですって!
私が小学4年生の頃は320円ぐらいだったと思うけど(コミックも320円でした)、今の物価を考えると仕方ないのかな。
あまり気軽に買えなさそうだけど、いつまでも女の子の”憧れ”の存在でいてほしいなあと思います。
それでは〜