リウのくらしの絵日記

楽しいシニアライフを目指す50代の毎日♪要介護3の母は現在施設で暮らしています。本ページはプロモーションが含まれています。



さりげない優しさに、ちょっと感動した日

先日、歩いて買い物に歩いて行っていたときのことです。

 

私の後ろから若い男の子が追い越して行きました。

 

リュックを背負って、スマホを片手にイヤホン。

 

今時の若者って感じの子です。

 

その子が私の先を歩きながらヒョイとかがんだので、何かな?と思って見てたら、落ちていたタオルハンカチを拾っていたんです。

 

そしてそれを丁寧に畳んで、通りの建物の塀の上にそっと置いていったのです。

 

その一連の動作が、とても自然でスマート。

 

立ち止まることもなく、スッとやってのけた姿に、思わず「えらいなあ」と感心してしまいました。

 

若い子って、こういう場面で素通りしてしまいそうだし、拾ってもどうしていいか戸惑ってしまいそうですよね。

 

でもその子は、ごく当たり前のようにやっていったのです。

 

そしてもう一つ、別の日。

 

バス停でバスを待っていたら、車椅子の女性と、その介助の男性がバスに乗ろうとしました。

 

運転士さんはスロープをささっとステップの下から取り出して、(私はあんなところから出てくるんだ!とびっくり)介助の人と一緒にバスへ乗せようとしましたが、ちょうどその場所に段差があって上手くいかずに手こずっている様子。

 

するとバス停にいた中高年の男性がスッとやってきて、車椅子を一緒に持ち上げてスムーズにバスへ乗せることができました。

 

車椅子の人も介助の人も運転手さんも、丁寧にその男性にお礼を言って、バスはゆっくりと発車。

 

その方の動きも、慣れてるようで、すごくさりげなくて、またまた私は一人ですごいなあって感心してしまいました。

 

誰かを手助けするって、勇気のいることかもしれません。


でもこうして自然に動ける人を見ると、「世の中、まだまだ捨てたもんじゃないな」と、しみじみ嬉しくなります。

 

それではまた〜