NHKの「所さん!事件ですよ」という情報番組を観ていましたら、今「怪談ブーム」なのだそうです。
お化け屋敷とかホラー映画ではなく、「怪談」のイベントや、心霊スポットツアーが大盛況だったりするそうです。
全国で年間1500回の怪談イベントが開催されてるというのには驚きです。
しかも、怪談と言ってもお岩さんや皿屋敷といった古典のお話ではなく、実際に誰かが体験した「実話怪談」というのが人気なのだとか。
「実話怪談」が人気の理由は、家に帰ってからも話を何回も思い出して楽しめる(怖がる?)ところや、自分の身近の誰かが体験してるかもしれないという「自分」に近いというのがポイントのようです。
私はとってもビビりなので、怖い話や映画、お化け屋敷は全くダメ。
お化け屋敷やホラー映画にお金を払う意味がわかりません。
不安になると人はどこか拠り所を求めるそうです。
「日本人にとって妖怪や怪談は今も昔も重要な魂の拠り所なのだ」ってどこかの記事で読みました。
確かに、世界では戦争がいまだに続いているし、米の値段は異常に値上がりするし、不安なことがいっぱいです。
でもそれだからといって、恐ろしい怪談に拠り所を求めるってどういうことなのでしょうね?
何も怖いものじゃなくて、サンリオキャラクターとかもっと可愛いものに拠り所を求めればいいのに、って思います。
ひょっとしたら、世の中の不安をさらに怪談の恐怖で上書きしてしまおうということなのかもしれませんね。
うーん、でもやっぱりよくわかりません。
まあ私は幽霊よりも、実際の人間が一番怖いって思っています。
それではまた!