近頃「せいろ」が人気のようです。
と言っても、私の中だけかもしれませんが。
近所のモールの生活雑貨を扱っているお店で、竹製の3段重ねのせいろが売っていて、いいなあってしばらく眺めていました。
なんと無印良品(大型店舗)でも扱ってるんですね。
これはちょっと本格的に気になります。
今は何でも電子レンジで「チン」すれば短時間で温められる便利な時代。
でも蒸し器は時間はかかってもあの蒸気が「しゅわ〜」と上がるあの感じ。
心も同時にほかほかと温まるんですよね。
特に「肉まん」は蒸し器の方がしっとりふわふわになって、レンジで温めるより、ずっと美味しく感じます。
ああ!やはり「せいろ」欲しいなあ!
買う寸前まで気持ちは盛り上がっていましたが、最近は買い物も慎重に。
ここはひとつ、立ち止まって考えてみることにしました。
よくよく思い出したら、私は家で蒸し料理を何度もしています。
その時に使っていたのは、実家からもらってきたステンレス製の蒸し器。
広げると直径23.5センチ、たたむと14センチ。
使わないときは小さく収納できるので、台所の限られたスペースにもやさしい。
洗ったあとにサッと乾くのも、自分にはちょうど良いポイントです。
3段重ねのせいろのように一度にたくさんのものを蒸せないところは残念ですが、せいぜい二人分の肉まんを蒸すぐらいですので、これで十分です。
せいろが台所の棚にちょこんと置いてある風景は愛らしくて憧れますが、これはインスタの素敵な台所の投稿を眺めて楽しもうと思います。
自分の暮らしには、自分のスケールに合った道具が一番。
欲しい気持ちのままに動くのも悪くないけれど、ちょっと立ち止まって、自分の暮らしを見つめ直す時間も大切ですね。
それではまた!