アラカン世代の下着選び - リウのくらしの絵日記

アラカン世代になってくると、下着を選ぶ時の一番の条件って、「着ていて楽かどうか」じゃないでしょうか。

もちろん「体のラインが綺麗に整うもの」という方もいらっしゃると思います。

でも私は更年期になってからは、締め付けるものが全てダメになりました。

思い出すのは、今の私と同じ年ごろだった頃の母のこと。

「下着はちゃんとしたのをつけないかんよ。このボディースーツ、体型が変わるけん着てみんしゃい」と、買ったばかりのボディースーツを貸してくれようとしました。

そのころの私は絶賛育児中。

そんな窮屈なものは着とられん！と丁重にお断りしました。

その後、子どもの手も離れてきた頃、「ブラデリス」というノンワイヤーだけど、胸のラインが綺麗になるという下着を買いました。

あのブラをつける時は、ちょっと上体を前に傾けて、背中やお腹からお肉をぎゅうぎゅうに引っ張ってきてカップに収めるというすごいことをやっていました。

その後、体調を崩したり、更年期になったりで、今はすっかり「グンゼのカップ付きキャミソール」愛用者です。

あの頃わずかですが、胸に集まっていた肉は、今や別の安住の地へお引越しされました。

またあの補正ブラをつけて「肉よ！集まれ！」ってやったら、また胸に戻ってきてくれるんでしょうかね。

いや、もうあの窮屈な思いは、お金をもらっても２度とできません。

1000万円くれるってなら付けますが。

思い返すと、あの頃の母ってすごかったなと思います。

いつもきちんとおしゃれして、ストッキング履いて、ハイヒール履いて、しょっちゅうお出かけしてたんですよ。

今の私は、母のようにしゃんとしたことはとてもできません。

元気もだいぶ違う。

でも、せめて外に出る回数くらいは、もうちょっと増やしたいな……なんて思っている今日このごろです。

それではまた！