苦味のある食べ物の美味しさ
産直市場で茹でたけのこを見つけ、さっそく買ってみました。
家に戻って、鰹節を入れて「おかか煮」に。
夕飯で食べるつもりが、ついついおやつがわりに味見。
今年の春、初めて食べるたけのこ、ほんのり苦味というかえぐみがあって、しみじみ美味しい!
子供の頃はこの「苦味」が苦手でしたが、今は美味しいと感じるから不思議です。
なぜ大人になると「苦い」が好きになるの?
ビールやコーヒー、ゴーヤや春の山菜。
どうして大人になると、「苦い」ものが好きになるのでしょう?
理由の一つは「舌の変化」。
子どもの舌は敏感で、苦味を「毒」として本能的に避けるそうです。
でも経験を積んだ大人の舌は「この苦味は毒ではない」とわかるので、苦味の中に美味しさを感じることができるそうなんです。
そして大人になるにつれ、味を感じる「味蕾(みらい)」が減少するので、子供より苦さを感じにくくなるそう。
まあそれはズバリ「老化」なのですけど、こういう苦味を美味しく味わえるのだから悪いことばかりではないですよね。
苦味を美味しいと思えるようになった自分に、ちょっとだけ「大人」を感じます笑。←アラカンなのにすみません
春に苦いものを食べたくなるのは、体からのサイン?
たけのこ、ふきのとう、菜の花……
春は「苦味」のある野菜が多いですよね。
これは「冬にたまった老廃物を排出するため」に、春には苦いものを自然と欲するようになるとか。
体が「デトックスしたい」と訴えているサインかもしれません。
そういえば、この冬はあまり汗をかくような運動もしなかったし、たしかに老廃物がたまっている気がします。
春の苦味が、「美味しい」と感じられるようになった今。
味覚の変化って、歳を重ねたからこその楽しみですよね。
体も心もリセットできるように、苦味のある春野菜をもっと取り入れて、ゆるくデトックスしていこうと思います。
汗をかく運動も、少しずつ始めようかな。
⭐︎今回のプレ高齢者主婦のゆる暮らしメモ⭐︎
・とにかくデトックス!
・自分も部屋もデトックス!
それではまた!