大分県佐伯市内の高齢者方に10日から11日にかけ、証券会社や弁護士を名乗る人物から実の子どもの名前を挙げたうえで不審な電話があったそう。
電話は「あなたの息子が脱税しており、逮捕されないためにはお金が必要」などといった内容。
警察によると、実在する高校の卒業生名簿などを悪用して電話をかけている可能性があるとのこと。
高齢者の子どもだから、年齢は私と同世代でしょうか?
あの頃の卒アルって、住所も電話番号も記載されていましたもんね。
こんな形で悪用されるなんて、恐ろしい限りです。
本当に注意が必要です。
先日日本人高校生がミャンマーの特殊詐欺村に監禁されて詐欺の電話をかけさせられていたニュースが話題になりました。
その中である犯罪グループが「日本の高齢者は簡単に騙されやすいから、日本人(詐欺電話をする)"かけ子"を増やしたい」と話していました。
世界的に見ても日本人ってそんなに騙されやすいんでしょうか?
平和な国だから?
平和なことは良いことなのに、それを逆手に取ったような犯罪は本当に許せませんね。
こうした詐欺被害を防ぐために、高齢者の方々には以下の点を徹底してほしいと思います。
・固定電話を解約する、もしくはナンバーディスプレイにする
・インターホンが鳴ってもすぐ出ずにモニターで訪問者を確認する
・知らない番号や怪しい電話には決して対応しない
それでもインターホンが鳴ったら、よく確認しないで出てしまうのがウチの母でした。
いつもちゃんとモニターを確認しようね、って言っても、すっ飛んで出ていくんですよね。
近所の人かもしれないって、期待してしまうのでしょう。
特に母はお出かけが好きでした。
コロナ禍で人との交流がへり、誰かが尋ねてくることが嬉しかったのでしょう。
高齢者は「お金」「健康」「孤独」の3つの大きな不安を持っているといわれています。
そこに付け込んで言葉巧みに不安を煽り、親切にし、信用させるというのが詐欺の手口。
不安がないなんて、若い人だってそうそういないと思います。
だからこそ、あんまり考え込まないで、『ちょっと怪しいなあ」って思ったら、家族や警察に相談して欲しいです。
と、高齢者に向かって言ってますけど、自分自身も判断力や思考力が鈍ってきていますので、一番気をつけなくちゃいけませんね。
追加の情報です!
着信画面に、警視庁の代表電話(03-3581-4321)や末尾が(0110)の警察署代表番号を偽装表示させ、警察官からの電話と信用させる手口もあるそうです!
警視庁の代表電話が着信画面に?どうなってんの?怖い!
それではまた!