
ずいぶん昔は、部屋にたくさん観葉植物を置いていましたが、すぐに枯らしてしまううえに、床に水染みができて大変でした。
私は庭木の剪定は得意なのに、植物を育てるのが苦手というタイプ。
でも、その頃の自分は「おしゃれな部屋には観葉植物」という図式がありましたので、必死で観葉植物を育てていました。←ほとんど放置でしたが
そんなある日、子育て真っ最中で、夫の親の介護もあって大変なのに、なぜ手のかかる観葉植物を置いてるんだ?っていうことに気がつきました。
そして観葉植物を手放したら、思った以上に気持ちがラクになりました。
その後、コロナ禍の緊急事態宣言が出ていた頃、気分を上げるために定期的にお花が届くサブスクを。
素敵な花が届くと部屋が明るくなって楽しかったのですが、だんだんと隔週に届くのがストレスになってやめてしまいました。
どうも私がきっちり決められたことや、自分の気分と関係ないことを押し付けられるのが苦手なんだと初めて気がついたんですよね。
そして先日、友人にもらった庭の花で作ったブーケにポトスが入っていたので、何気なくそれをコップに挿していました。
ポトスは、ほったらかしていたのにも関わらず、根っこが伸びてきましたので、土に入れ替えてみることに。

正確には土ではなく「ハイドロコーン」というレンガを細かくしたものです。
土ではないので、匂いもなく、虫も付きにくいそうです。
観葉植物を飾るのは、10数年ぶりのこと。
手間暇かけずに育つようなので、不器用な自分にぴったりです。
「部屋をおしゃれにするため」の観葉植物が、「自分が楽しむため」にようやくなったのですよね。
久しぶりに覗いたホームセンターの園芸コーナーには、いろんな種類の観葉植物がありました。
まずはこのポトスを気楽に楽しみながら、また気が向いたら違う植物も試してみようと思います。
それではまた!
