NHKの番組「サラメシ」が3月で終わってしまうそうです。
「サラメシ」は「ランチをのぞけば、人生が見えてくる」をテーマに、日本全国の働くひとの昼ごはんを取材する番組。
定食屋さんでのランチもあれば、社員食堂の食事、まかない料理、そして家族や自分が作ったお弁当・・・人の数だけいろんなお昼があるのは興味深かったですね。
毎日何気なく食べているお昼ご飯ですが、仕事を頑張るための特別なランチだったっり、家族を応援するために作ったお弁当だったり、それぞれに込められた思いが伝わってきて、心が温まる番組でした。
今のテレビ番組は、人気のお店の料理や豪華なグルメをタレントさんが食べて紹介するというのが多く、「美味しい!」「ふわふわ〜」などの食レポは見慣れてしまいました。
そんな中、「サラメシ」は、どんなに質素なランチであっても、働く人たちが笑顔で食べる姿を映し出し、見ている側もほっとできる貴重な番組だったと思います。
仕事の合間にホッと一息ついて、職場の仲間と談笑しながらのランチには、「食べる」という行為以上の意味があることも感じさせてくれましたね。
私は今も夫のお弁当を作っていますが、「サラメシ」に出てくるような思いがこもったものではなくても、まあそれはそれで良いかな、と思って見てました。
最終回まであと少しですが、未視聴の方は是非ご覧になって見てくださいね。
それではまた!