「金」で思い出すことは
12月、2024年終わりの月です。
恒例の今年の漢字は「金」と発表されました。
この漢字には、パリオリンピックで多くのアスリートが「金メダル」を獲得したという明るい話題と、政治の裏金問題や物価高騰といった「お金」にまつわる暗い側面の両方が含まれているそうです。
今年の夏にパリオリンピックが開催されましたね。
あの盛り上がりをすっかり忘れてしまっている自分がいます。
今年を象徴する「お金」の影響
私個人としては、「お金」の方が今年を象徴する意味合いが強いと思いました。
今年は生活必需品の値上げが相次ぎ、その影響は未だに続いています。
来年もまだまだ値上げが予想される中、賃金の方は全然追いついていません。
また、給与から引かれる税金も、家計を圧迫する一方。
特に若い世代にとって、この状況はとても厳しいですよね。
本来であれば、若い人たちは学びや遊びに積極的にお金を使い、経験を積むことが望ましいと思います。
経済の活性化にもつながりますしね。
それに円安の影響で海外旅行に行くハードルが高くなり、さまざまな貴重な経験が制限されている現状は、とても気の毒です。
「お金」にまつわる事件
また、今年は闇バイトに関連する強盗事件が頻発したことも気になりました。
短期間で高額な報酬を得られるという甘い言葉に惹かれてしまうのは仕方がないとは言え、そんな上手い話が現実には存在しないことを、認識しないといけませんよね。
そういえば、こうした「闇バイト」の取り締まりに、犯人グループに接触する捜査方法「雇われたふり作戦」を導入すると警視庁長官が発言していましたね。
作戦名はイマイチですが、なんとかしっかり取り締まって欲しいです。
世界情勢と未来への不安
さらに12月に入ってからは、韓国のユン大統領の突然の戒厳令やシリアのアサド政権の崩壊など、世界的にも大きなニュースが相次ぎました。
世界はますます不安定な方向に進んでいるように思えます。
来年は世界が平和になることをひたすら願うばかりです。
ちなみに最初、今年の漢字を発表されたニュースを見た時、書かれた字があまりにも達筆すぎて「重」と読み「そうだよね重大な事件多かったもんね」と納得してしまったわたくしです。
では!
警察庁長官 “闇バイト「雇われたふり作戦」導入検討へ”|NHK 首都圏のニュース