先日親戚の葬儀があって夫と出席してきました。
亡くなった親戚は高齢で大往生で、葬儀は本当にごく身内だけで執り行われました。
コロナ禍以降、葬儀はこういった少人数の家族葬が主流のようです。
控え室でお茶を用意するのを手伝おうとすると、喪主のお子さんたちがササッときて「座ってて〜」とテキパキお茶やお菓子を出してくれました。
のんびりお茶を飲みながら考えていました。
わたくしが結婚したばかりの頃なぜか葬儀続き。
お手伝いがとっても大変だったんですけど、あの頃のわたくしは、ちょうど喪主のお子さんたちと同じくらいの年齢でした。
あ、そうか!これは世代交代だ!
もう、葬儀などの集まりでテキパキ立ち働くのは、わたくしの世代ではなく、子どもたちの世代なんですよね。
わたくしはのんびりお茶とお菓子をいただきながら、他の親戚とおしゃべりを楽しむ立場になったわけなんです。
感慨深いなあって一人じわじわきてしまいました。
昔の葬儀って人数も多かったし、夫の方は昔ながらの慣習の残るところだったので、今と違って準備が大変で、お手伝いで大わらわ。
今は簡素化して昔のように激務じゃなくなったのはほんとよかった!
みんなでアルバムを見ながら故人の思い出話に花を咲かせました。
わたくしって「自分が頑張らなくちゃ」って思いがちの人間。
でも今は子の世代がいろいろやってくれるので、もうお任せ。
口は出さずに、金を出す。
これが一番。
しかし金は気軽に出しにくいなあ。
せめて口だけは出さないようにしなくちゃね。
では!