先日のクローズアップ現代「ミッドライフクライシス 人生の曲がり角をどう生きる」がとても興味深かったです。
私たちの人生において2つの曲がり角があると言われています。
1つは10代の「思春期」。
もう1つは4、50代の中年期、「第二の思春期」。
体力低下、更年期、キャリア、子育ての一段楽で陥るのが「ミッドライフクライシス」なのだそうです。
「残り時間」というのを初めて意識して、その時間をどうするのか、今までのキャリアのその先のことをどうするのか、など焦ってしまいがちになるのですね。
わたくしが初期のブログでさんざん「急にTシャツが似合わなくなった」「何を着ていいのかわからない」とオロオロしていた時期があったのですが、あれはまさに「ミッドライフクライシス」だったのだろうなあ。
そして、ラジオや雑誌の悩み相談などで、中高年の悩みを受け止めてきた小泉今日子さんの登場。
一度、“自分回帰”っていうか、自分ってどんな子だったかなとか、のんびり半日ぐらい、例えば実家のほうに帰るとか、自分の育ったルーツの場所とかに行って、一回自分を思い出してみるみたいな、そういう作業も意外といいかもしれないなって思ったりして。
自分らしく(これまでの役割を)脱ぎ捨てればいい。かっこよく脱ぎ捨てようと思ったらうまくいかない。(中略)自分らしさでそれをどう脱ぐか、どう突破するかっていうのを、何か考えてみたら楽しい。まずそれが楽しそう…考えることが。
「自分回帰」って面白いですよね。
アラカンの自分が言うのもなんですが、自分自身って中身は子供の頃とあまり変わってないんですよね。
ただ役割を多く持つようになっただけで。
でもそこに「親の介護」も加わってくるから、一筋縄ではなかなかいかない「人生の曲がり角」ですよね。
自分の周りのうまくその角を曲がった先輩の方々に、いろいろお話を聞いてみたいと思いました。
では!
「中年期の不安」に向き合い 寄り添う 小泉今日子さんの50代からの生き方 - クローズアップ現代 取材ノート - NHK みんなでプラス