NHKのテレビ番組「チコちゃんに叱られる」に歌手の小林幸子さんが出演なさってました。
チコちゃんに相談ってコーナーで「答えが脱線し過ぎて、質問が何だったのかわからなくなる」っていうお悩み。
例えば「お肉が好きですか?お魚が好きですか?」って質問に「お魚が好きです」ってだけ答えればいいのに、「うち生まれた時、肉屋だったんです」とそこから延々と話が始まって、最終的に何を質問されていたかわからなくなるという現象が起きているのだそう。
これすごくわかります。
質問されたり、人と話してたりすると、一気にいろんな考えというか思いが頭に浮かぶのよ。
たぶんその一気にいろんな考えが浮かぶっていうのは、ずっと以前からだし、何なら年齢を重ねたぶん、浮かんでくる量はグッと増えてると思う。
若い時はちゃんとたくさんの考えの中から一番ふさわしい言葉だけを選んで喋ってたんだけど、今はもう浮かんだもの全て喋ってる感じ。
取捨選択とかできない。
もう放流よね、放流。
ダムからドバーッと水が流れ出るみたいな。
わたくしと同じ年代同士なら、もうお互いが初めに何喋ってたかなんかすっかり忘れてしまってるから、言葉の激流の中を楽しく喋り合ってるのよね。
頭の中のストッパーみたいなものがすっかり緩く、もしくは機能しなくなりつつあるのでしょうか。
同年代同士ならいいけど、ヤングとの会話では気をつけなくちゃ。
でもしゃべり出すと止まらないのよね・・・
では!