アラン・ドロンさんが亡くなられました。
享年88歳。
小学生で初めて「ハンサム」という言葉をこの方で知ったように思います。
小学生だったわたくしがアラン・ドロンをテレビ映画で観たのが「黒いチューリップ」。
フランス革命の頃のお話で、黒い装束に身を包んだ義賊を演じていらっしゃったけど、アラン・ドロンというと、このマントを翻し戦う剣士のイメージが強く残っています。(この後「ゾロ」の映画もありました)
子供心にこういう人が「ハンサム」というのか!ととても印象に残っています。
大きくなってから「太陽がいっぱい」「レッドサン」「冒険者たち」などを観ましたけど、どれも好きな映画です。
おそらく、わたくしの中ではずっと「ハンサム」=「アラン・ドロン」。
「ハンサム」っていう言葉、今はほとんど使われないですよね。
今風で言うと「イケメン」、「美男子」になるけど、アラン・ドロンはやはり「ハンサム」と言う言葉がぴったりです。
ハンサムが使われていたのは70年代から80年代前半くらいまでだったでしょうか。(もう死語?)
ちょっとバタくさい顔の俳優さんが「ハンサム」って言われてました。
バタくさいってのも今は死語か。
ハーフっぽい顔の人(実際にハーフの人も)が人気ありましたよね。
それを考えると、現代の二枚目の定義もずいぶん広がりましたね。
わたくしの中の永遠の、いや唯一無二のハンサムは「アラン・ドロン」だったなあと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
では!
アラン・ドロンさん死去、フランス映画界のレジェンド俳優 88歳 - CNN.co.jp