リウのくらしの絵日記

楽しいシニアライフを目指す50代の毎日♪要介護3の母は現在施設で暮らしています。本ページはプロモーションが含まれています。



母がご飯を炊き続けていた意味がなんとなくわかる

夫が明日お弁当いらないよ、って言ったら「やったー」って嬉しいんですけど、なぜか絶対次の朝忘れてるんですよね。

 

 

お弁当作らなくて楽なのに、作ろうとしてしまう自分が悔しー

 

めちゃくちゃ損した気分です。

 

先日、お弁当いらないと言われた時は、紙に「お弁当入りません」と書いて、キッチンシンクの真ん中に貼りました。

 

寝る前もお水飲みながら読んだのに、朝起きるとお弁当作りモードになっててびっくり。

 

そして「そうだそうだ、お弁当いらなかったんだ」って思い出したのに、夫の朝食を作りながら「おかずをレンジで温めておこう」とか考えてるから、すごいですね、習慣って。

 

子どものも含めて、お弁当を作ってきて30年。

 

もう体に弁当作りが染み付いてしまってるんでしょう。

 

早くお弁当作りを卒業したいと思ってるけど、なくなると物足りなくなるのかなあ。

 

わたくしが認知症になった時、絶対朝からお弁当を作りそうな気がする。

 

3年ぐらい前、認知症の症状が出始めた母が毎日毎日炊飯器でご飯を炊いていたのを思い出します。

 

何度炊かなくていいよ、って言ってもやっぱし炊いてしまうので、炊飯器を隠していたら、なんとお鍋で炊いていたのでびっくり!

 

お鍋でご飯を炊くなんて何年もしたことなかったのにですよ。

 

それだけ、家族のために何十年もご飯を炊いてきた母の生きた証みたいなものなのかなあって思います。

 

あ、生きた証って死んでしまったような言い方ですが、生きています!!

 

お弁当作りって言っても冷食や前日のおかずの残りを入れてるだけなんですけど、自分なりに何十年も頑張ってきたなあってしみじみ思います。

 

では!