NHKスペシャルの「オンラインカジノ 底知れぬ闇」を観ての感想です。(テレビばっか観てます)
オンラインカジノは日本では違法なのですが、スマホがあれば簡単にアクセスできるので、違法だということを認識せずにゲーム感覚で始めてしまう人が多いそうです。
オンラインカジノは24時間いつでもどこでもアクセスでき、賭けたら数秒後に結果が出るので、ついつい手を出したくなってしまうのだとか。
ギャンブル依存症ですね。
ギャンブルを繰り返すことで脳に強い刺激が加わり、脳の前頭前野背外側部の機能が低下し、自分の意思ではギャンブルへの欲求が抑えられない精神疾患です。
オンラインカジノにハマって、家族4人で住んでたマンションを売ることになってしまった大企業に勤める40代の男性も、朝起きてからすぐ、リモート会議の合間、お風呂に入ってる最中にと、オンラインカジノがやめられなくなってしまったのです。
それまでは家族のことを第一に考えてくれる優しい人だったのに、「誰のことも考えられない。正直子どものことも何とも思わない」というようになっていました。
この番組の中で、オンラインカジノのネット広告の制作に携わってる人が実際にカジノをやって見せてくれたのですが、一瞬で600万円儲けたと思った数秒後に別のものに賭けると、すぐに150万円を失ってしまいました。
そしてそのオンラインカジノの胴元(海外)は実際は賭ける人が儲けないように操作しているんですって。(そりゃそうだ)
ビギナーズラックとかで初めは勝つようになってるのだろうけど、それが続かないような仕組みになってるんですよね。(どこかの球団の元通訳の人)
途中から番組を見始めた夫にいろいろ説明してたら「最初の儲かったとこでやめてしまえばいいっちゃない?」とか気楽に言ってたけど、そこでやめられないから怖いんです!
そんなに人生甘くないって。
でもそんなふうに思って、ちょっとだけやってみっか!と手を出す人って意外と多いのかもしれませんね。
まずオンラインカジノは「違法」だという事はもっと周知させた方が良いのではないかと思いました。
ほんと怖いですね。
では!