要介護3の母は施設で暮らしています。
面会に行って、母を車に乗せて近所の大型ドラッグストアでお買い物をするのが定番コース。
今はその時、その時の記憶しかないけど、やっぱりお買い物は楽しそう。(デパートが大好きだった母)
商品を手に取っては眺めて「これは、ねえ!」とか言っています。(何が「これは、ねえ!」なのかはわからないけど)
商品はカゴには入れず戻すのですが、やはり以前よく買っていた高カカオポリフェノールのチョコや、白いお砂糖がかかったお煎餅、健康ドリンク、菓子パンなどを手に取ったりします。
あとは、靴下やエプロンが並んだ棚を見るのも好きみたい。
そんな様子を見ると、なんとなく記憶が残ってるのかなあと思ったりします。
先日、夫と長女だけで久しぶりに面会に行きました。
帰ってきて「あんまり変わらんかったやろ?」って聞いたら「うん、相変わらずわかってるようなわかってないような感じやったけど、小さくなりんしゃったねえ」と夫。
そう言われてみたら、背中がかなり曲がってきたかなあ。
それに髪を染めるのをやめて、すっかり白髪になったので、長女はめっちゃ年取った!とびっくりしたみたいでした。
あんまり変わらず、って言ったけど、買い物のレジを済ませて「バッグに入れてくれる?」って母に商品を入れてもらおうとしたんだけど、母はバッグに商品を入れるという言葉が理解できなかったよう。
一連の動作としては体は動くけど、人に言葉で言われると、それを理解することはかなり難しくなってるのですね。
この先、どうなっていくのかはわかりませんが、穏やかに過ごして欲しいものです。
帰りは自動販売機で買った大好きなコーラを飲んでご満悦な様子の母でした。
では!