娘が仕事でおじさん達と外を回ってる時、ビルの入り口のあたりで立ち止まって話されると、音が辛くて困るって話をするので、どういうこと?って思ってしまいました。
「モスキート音」なんですね。
モスキートは蚊の意味で、1万7000ヘルツ前後の高周波数の音。
高周波は加齢とともに聞こえにくくなるため、若年層には不快な高音と感じられるが、中高年層では聞き取れないことが多いのです。
深夜のコンビニで若者がたむろしないように、若い人にしか聞こえない高い領域の音を発する装置をつけるという(虫か!)話を聞いたことがあります。
ちなみに20代は16000ヘルツ、50代は12000ヘルツ、60代は10000ヘルツまでが聞こえるレベルと言われています。
おじさんたちには音は聞こえないから、その場に立ち止まっていることができるんですね。
コンビニ以外でもそういう音を発生させるところがあるんですね。
福岡の街でもあるのかなあって聞いたら、博多駅前のある商業ビル前が辛いって言ってました。
わたくしも何度も行ったことあるけど、おばちゃんなので気がつかなかった!
でも、若い人が集まる商業施設やビジネスビルの前でなぜモスキート音が必要なんだろう?って疑問に思って調べたら、「ネズミ避け」のための超音波なんですって。
基本的な防鼠装置の音は、1万9000ヘルツ。
しかし一種類の音だけではネズミが超音波に慣れてしまう可能性があるので、複数の超音波を複数個所からランダムに発信する仕組みになってるとのこと。
ネズミは来ないで欲しいけど、ヤングには来てもらいから、難しいですね。
まあ、おばちゃんには聞こえないからいいんだけど、←それもちょっと寂しい
自分が気づかないだけで、世の中にはいろんな音が溢れてるのかと思うと、ちょっと怖いなあって気もします。
では!
↓下記のサイトでモスキート音測定ができます。