近所で時々見かける
老シーズーを連れてシルバーカーを押して買い物に行く高齢の男性。
お互いヨボヨボした足取りで、シーズーちゃんが男性を時々チラチラ見ながら歩いてる様子は、ちょっと微笑ましいけど、心配な気持ちにもなります。
たぶん男性は一人暮らしで、シーズーとは家族のようなものなのかなあって勝手に想像したりしてました。
去年の夏からお見かけしなくて、酷暑の中、外に出られないんだろうと思ってました。
数ヶ月後、春になって久しぶりに男性のお姿を発見!
チェック柄のよくあるシルバーカーだったのが、なんか「人間工学に基づいた」的なデザインの洒落たものに変わっていました。
遠く離れて暮らす(勝手に思ってるだけなんだけど)ご家族にプレゼントしてもらったのでしょうか。
さすが「人間工学に基づいた」的なデザイン、以前のものよりずっと押しやすそうです。
良かったね、と思ったけど、傍にいるはずのシーズーちゃんの姿はありませんでした。
寂しいけど、おじいさんよりシーズーちゃんが先に天国に召されて良かったかもしれません。
きっとおじいさんに手厚く葬られたことでしょう。
しかし、これもわたくしの勝手な想像なので、ひょっとしたらシーズーちゃんは亡くなってない可能性も。
「わしゃ、もう面倒見きらん」と、どこかに引き取られたかもしれないし。
でも、わたくしの頭の中では、おじいさんの家の小ダンスの上にシーズーちゃんの写真が飾られ、その前には大好きだったちゅーるがお供えしてあるということになっています。(勝手に妄想)
「人間工学に基づいた」的なデザインのシルバーカーを押してスーパーへお買い物に出掛けている、おじいさんをたまーにお見かけします。
本格的な暑さはこれから。
どうぞお身体大事になさってくださいね。
きっとシーズーちゃんも天国から見守っていると思います。(亡くなってないかもしれないんだけど)
では!