先日の井上尚弥選手のボクシングの試合をニュースで観て思ったんです。
人生っていうのは、あんな風に四角いリングに上がって戦ってるような感じなのではないかなあと。
リングに選手が一人いて、次々くるいろんな相手と対戦して、リングの外からセコンドが観てるような感じで。
対戦っていうと、なんだか敵と戦ってるようだけど、普通に生活してるってことですけど。
そのリングにいる選手は自分なんです。
そしてセコンドも自分。
以前、ブログで自分の体は魂の入れ物だって書いたんですけど、それで言うと選手が体で、セコンドが魂になるのかな。
なのでセコンドが選手に向かって「頑張れ!頑張れ!」って叫ぶと、選手はそれに答えて頑張ります。
はじめは頑張っていた選手も、だんだんと年をとって体が以前のように動かなくなってきます。
そんな選手を見て、セコンドはどうしたんだろうと戸惑い・・・
リングに立つ自分を冷静に観察して、分析して、アドバイスして、寄り添って、ケアしてあげるのがセコンドの仕事。
そう考えると、自分の体をもっと大切に扱わないといけないなあと思います。
あと何年リングに立てるのかわかりません。
ひょっとしたらベッドで寝たきりになってお迎えが来るかもしれません。
できるのなら最後まで自分の足でリングに立っていたい。
そして最後は真っ白な灰になって燃え尽きたい。
あしたのジョーみたいに。
では!
↓おばちゃんは立ち上がる時「あいたたた」とか声が出る