92歳のおじいさんが、恨みを持った親族の家に放火して、親族4人と自分も亡くなってしまうという衝撃な事件がありました。
はじめは認知症のおじいさんが、間違って出火させたのかと思っていたのですが(火のついたストーブに給油したとか、薪ストーブだと思って何かに火をつけちゃったとか)、まさか確固たる殺人の意思を持って放火したなんて!(放火殺人をすること自体が認知機能が衰えてるのかとも思う)
それでこのおじいさんは過去に近所で何度かトラブルを起こしたことがあって「機嫌が良い時はいいけど、短気で感情の浮き沈みが激しい人」だったそう。
この記事を見て、わたくしは60歳で亡くなった父のことをすぐ思い浮かべました。
これってまさに父の性格!
おまけに92歳という年齢から昭和6年生まれぐらい、父は昭和7年なのでほとんど変わらない。
父は家族思いで家族のために一生懸命働いてくれたし、わたくしはとっても可愛がってもらいましたが、昭和の九州男児の見本というか凝縮して暴走させたお人。
とても良い父だったと思うのですが、誰彼構わず、すぐ怒るし、すぐ怒鳴るし、トラブルは数知れず。
もし父が元気で生きてたら、母は認知症で介護施設、トラブルばかり起こす高齢の父をわたくしだけで支える......ゾッとします。
こんなことを書くと父が亡くなってよかったみたいになるけど、パパすみません!母もわたくしも元気で幸せなのはパパのおかげです。←言い訳っぽい
あと少し戦争が長引けば、戦争に行ってたかも知れないって聞いたことがあります。
この92歳の人は戦争にいかれたのかな?
生まれた年に満州事変、日中戦争、太平洋戦争、敗戦、高度経済成長期、激動の昭和を生き抜いた92歳の最後にこんな事件を起こすなんて。
人生は謎です。
そして、悪口みたいなこと書いたけど、パパ、ありがとう。(事実だし)
では!