昨日NHKの「100カメ」という「気になる場所に１００台の固定カメラを設置して人々の生態を観察する」というドキュメンタリー番組を観ました。
今回は大阪城ホールで行われた関西ジャニーズJr.の新春コンサートの様子に密着。
ジャニーズには関心はないので（キンプリの平野紫耀くんは好き）あまり詳しくはないのですが、ジャニーズJrはまだ CDデビューしていないメンバーのことで、主に先輩ジャニーズのバックダンサーを務めているそうです。
いつかは自分も先輩のようにCDデビューを果たしたいという夢を持っているので、このコンサートにかける情熱は画面越しに伝わってきます。
その中の一場面で、曲の間の着替えの際あるメンバー（たぶんBoys beという12人グループ)の一人が間違ってショーの一番最後に着るTシャツ(ラストに着るのにふさわしいロゴがデザインされている)に着替えてしまいます。（その上にジャケットを羽織る)
そのまま誰も気づかずに舞台そでにスタンバイ。
出番まであと1分30秒というところで、誰かがTシャツを間違って着ていることに気がつきます。
わたくしは、ダッシュして着替えに行くのか、そのままで出るのか、と考えたのですが、別のメンバーがとっさにグループのみんなに「ジャケットのボタンを閉めて！」（一人だけTシャツのデザインが違うことに気づかれないように）と指示を出し、みんなが従いそのまま舞台に。
この機転に番組MCのオードリーのお二人もだけど、観ていたわたくしと夫も大感激。
どう考えても着替えに行くと間に合わないし、そのままだと一人だけデザインが違うTシャツに対する違和感をファンに与えるし、ラストで関西ジャニーズJrがみんなで揃って着ている姿を見る楽しみを奪ってしまいます。
どうしたらファンに対して最高のステージを見せることができるか、というのを第一に考えて瞬時にみんなで協力してトラブルを乗り越えるチームワークは、本当に素晴らしいと思いました。
その時に何が一番大事なのか、というのをちゃんと分かっていれば自ずと答えは出るのでしょうが、ほんとすごいなあ。
誰かが失敗したら、いくらでも攻められるし、失敗した本人が何とかしろ、ってなりがち。
でもチームだったら、みんなで協力して何ができるか一緒に考えるとか、一人だったら誰かに助けを求めるとか、そういうのがスムーズにできる世の中になればいいですよね。
一生懸命なジャニーズJrを観たら、すんごく応援したくなりました。
これからも頑張って！
では！
