雑誌「婦人公論」の特集は「やめてスッキリ、幸せになる」というものでした。
最近やめたもの、捨てたもののアンケート(平均年齢63歳)では第1位が年賀状、第2位がセール品の購入、第3位は衣服、他にお中元、お歳暮、来客用の寝具、食器など。
定年になったり、子どもが独立したりで環境が大きく変わり、もうやめてもいいと踏ん切りがつくものが多いですよね。
やめてよかったものの中に「婚礼ダンス」がありました。
「威圧感があり、見た目も気に入ってなかった。親が悲しむかもという気持ちもあったが後悔ゼロ!」という意見。
5、60代は「婚礼ダンス一式」世代です。
わたくしも婚礼ダンス一式を親に買ってもらいました。
わたくしは整理ダンスと水屋だけでいいと言い張ったのですが、親はそれは相手に失礼だからとか言って、わざわざ家具の町として有名な大川市(福岡県)に買いに行きました。
そんなにしてまで買ってもらった婚礼ダンス。
小さなマンションの部屋の一室はタンスで埋まってしまい、子どもが生まれてますます部屋は窮屈になり、とうとう引き出しのタンスだけ残して処分してしまいました。
処分方法は市の粗大ゴミの回収センターに連絡して、有料で回収してもらうというもの。
マンションの部屋から外のゴミの集積場まで持ち出さないといけないけど、その時は若さがあったので一人で運びました。
親には申し訳ないという気持ちがあって、なかなか捨てられなかったのですが、処分したら本当にスッキリしました。
母は何度も家に来ていたからタンスがなくなったのは気づくはずなんですが、何も言わなかったです。
「パパが買ってくれたタンスを捨てるなんて」と絶対責められると思っていたんですけどね。
タンスがないことに気付いてないのか聞くのも怖いので聞かなかったけど、本当に気付いてなかったのか、知らないふりをしていたのかどうかは謎のままです。
タンスを処分したのがわたくしが40歳ぐらいの時だったので、体力も気力もあり思い切って捨てることができたのだと思います。
年々、体力気力とも減っていきますので、大きなものの処分は早めに手をつけたほうがいいと思います。
でも大きいものだから、なかなか手をつけにくいんですよね。
お手伝いを頼んだりして頑張りましょう!
では!
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