現在施設に入居している認知症の母を眼科検診に連れていきました。
2年前に白内障の手術をしたのですが、緑内障などを発症している可能性もありますので、診てもらわないと心配です。
しかし、認知症の症状がかなり進んでいるため、視力検査はかなり難しかったです。
ひらがなは読めるものもあるけど、読めないものもある。
それが視力が悪くて見えないのか、読めないからなのかわかりません。
右左上下の輪っかも、「空いてる方はどちらか」ということが今一つ理解できないみたいで、上から何番目みたいに数えたりでこれもダメ。
生き物のシルエットの紙を見せても、その形はわかるみたいだけど「鳥(カラス)」という言葉が出てこないようで、これもはっきりわかりませんでした。
視力がどれくらいあるのかはっきりわかりませんでしたが、メガネを作るわけではないので、まあいいかなあって思いました。
ただ、眼底出血などはなく、眼圧が少し高いので、目薬を出してもらいました。
2年前の手術の頃は母はまだ一人暮らしでしたが、物忘れがかなり進んでいましたので、複数の目薬の挿し方がわからなくて、毎日実家に行ったり、電話で説明したりで本当に大変でした。
今は施設のスタッフの方に管理してもらえるので安心です。
認知症の高齢者の方の白内障の手術に関しての記述を読むと、認知症の人は手術中じっとできない、目を擦ったりするかもしれない、というリスクが高くなるので難しいそうです。
母の場合は物忘れが多くなり始めた初期段階で手術ができたので、今思えばラッキーでした。
母がモノが見えにくいのでメガネを作りたいと言い出したのが眼科に行くきっかけになったのですよね。
視力は周りにいる人がなかなか気づけるものではないので、ぜひ1年に1度は眼科検診に連れていきましょう!
では!