30代、40代で思い描いていた50代後半のイメージと実際の今ってこんなに隔たりがあるとは思いませんでした。
体力が落ち、精神的にも不安定なとこがあり、あちこち痛いところが出てくるなんて!
以前、わたくしの身近にいる叔母や習い事の先生は、いつも元気で溌剌としてきれいでおしゃれで、こういう60代になりたい!と思ったものです。
しかし、実際わたくしは60になる前の段階で、こんなにガタガタになるの?ってぐらいの変化に愕然としました。
ちょっと落ち込んだ時期もありました。
しかし今はできないことはできなくていい、やたらと頑張りすぎなくてもいい、無理をしない、ということを実践しています。
できなくなったことよりも、今できることを楽しむのが大事なんだなあとつくづく思います。
考えたら、わたくしは当時60代だった叔母の元気なところしか見ていませんでした。
叔母も見えないところでは、体調や精神的にしんどい時もあったと思います。
総じて人というのは他人のキラキラした場面だけ見て、「あの人はいつも元気でいいね!」と羨んだり落ち込んだりするものです。
でもその人も苦しい場面はあるのです。
あまり自分に期待しすぎると、そうでなかった場合、落ち込むのでやめた方がいいですね。
そして、できなくなったことにガッカリするのもやめようと思います。
できなくなることが増えるというのは、今までのスピードを少し緩めること、選択肢を減らすということ、だんだん生活がシンプルになっていくということなので、なんか心地よい感じがします。
それにたぶん70代になったら50代後半の頃のことを思い出しながら「あの頃はめちゃくちゃ元気だったなあ」って思うでしょうしね。
無理をせず楽しいことを続けている好奇心いっぱいの叔母は80代、今でもわたくしのお手本です。
では!