前回、母がもう実家に帰ることはないんだろうなあって感じたことを書きました。
先日実家の庭掃除に行きました。
掃除してる間、家に上がって一部だけ雨戸を開けて風通しして帰りました。
もう実家でお茶を飲んだり、テレビを見たりすることはないでしょう。
家って人がいて「家」なんだなあって改めて思いました。
以前見たドキュメンタリー「365日のシンプルライフ 」で、怪我で入院し施設に入ることになったおばあちゃんのお家を片付けることになった、お孫さん兄弟。
何か思い出のものを持ち帰ろうかと考えるのですが、思い出深いキャンディーポットやコーヒーカップを見てもおばあちゃんがいないと、ただただ寂しさしか感じずしょんぼりする兄弟の姿が印象的でした。
実家の隣と斜め隣も住んでおられた方が高齢で亡くなって空き家です。
以前は1ヶ月に一度くらいは娘さん夫婦が掃除に来られていたけど、ここ数ヶ月は来ていないようです。
お仕事が忙しいか、ひょっとしたらご家族やご本人がご病気なさってるかもしれません。
お世話する人間も歳をとっていくのだから仕方ないですよね。
実家のある土地は70年代に建った家がほとんどで、庭が広くて木々が生い茂って大きな家なので、誰も住んでいなくて手入れされていない分余計に寂しく感じます。
家は人(家族)を幸せにし、安心感を与えてくれるものだと思うけど、いつの間にか負担になって人を追い込んだりするものにもなる。
家ってなんだろうなあってつくづく感じてしまいました。
あ、でも庭も外回りも掃除してスッキリしました!
では!