webの婦人公論で読んだ記事が辛かった。
婦人公論のお馴染みの読者手記で、相談者はパート勤めの40代の女性。
幼い子供がいて、家を購入したばかりなのに夫が失職。
そこで一発逆転を願って、年末ジャンボ宝くじを9万円分300枚を購入することに。
それも2時間かけて高額当選がよく出るという売り場まで出かけて。
結果はもちろん、10枚に1枚当たる300円で9000円のみ。
81000円と交通費がパーになってしまったというお話。
そんなうまいこと当たるわけないではないか、と客観的に見ればわかることだけど、切羽詰まった人にとっては、本当に藁にもすがる思いの宝くじだったのよね。
たしかに300枚ぐらいあれば、一等は当たらなくても100万ぐらいは、と思いたくなる気持ちはわかるわ。
でも宝くじの一等が当たる確率って2000万分の1ですって。
2000じゃなく2000万よ!その中の1つよ!
当たるわけがないのです。
でも当たる人がいるのはたしかなので、つい夢見てしまうんでしょうね。
そして、なぜか当たる人ってのは、お金を崩すために1枚買っただけ、とか適当に買ったら、という人で、「お金が絶対いる!」って切羽詰ってる人にはなぜか当たらない。
こういうのって不思議よね。
運命とか神様とか、何か見えない力が働いているのかなあって思ったりするなあ。
不景気な世の中、つい一発逆転を願ってしまう人を責められないよね。
とにかく、宝くじにしろ、ギャンブルにしろ、全財産を注ぎ込むような買い方は絶対だめよ!
楽しめる余裕の範囲でやらないとね。
では!