SNSで「高齢者の洋服選びに困っている」というお声をお聞きしましたので、うちの母の服選びをご紹介します。
母はおしゃれが大好きでクローゼット、押入れ、ハンガーには大量の服。
認知症が進むと、服の着方がわからなくなって、下着や服をでたらめに何枚も着てしまい往生しました。
アンダーウエア
母の好きなカラフルなめっちゃレーシーなスリップは全部処分。
ブラやシャツなど複数あると混乱するので、マジックテープ付きの前開き半袖シャツのみに。(高齢者は下着を何枚も重ねがち)
母の世代はストッキングが好きなようなんですが、履きにくいのでスパッツと靴下に変更。
ファッションセンターしまむらはシニア向けの肌着が充実していて価格もお手頃なのでおすすめ。
トップスとボトムス
認知症を発症する前から、首のシワを気にしていた母はハイネックのカットソーをよく着ていました。
夏は半袖、秋冬は長袖で、それに丸首の厚手のカットソーやセーター、カーディガンを重ねるスタイル。
ボトムスはウエストゴムのワイドパンツ(キュロットスカート)を定番に。
施設での服の数
それぞれのアイテムを4、5枚ぐらい持たせました。
母は服は自分で着るけど、着方がわからなくて、常に何枚も重ねてしまいます。
たくさん服があると、あるだけ着てしまいそうなので、これくらいの数で良さそう。
面会に行くと、いつも上も下も何枚も重ねて着ていますけど・・・
最後に
元気な頃の母の服はスパンコールやビーズやレースがついたものが多くて、施設には持っていけないものばかりでほんと困った。
できるだけ明るい色の洗濯しやすい素材をチョイス。
まだしっかりしたところがあった時は、着るものにこだわりがありすぎるし、服の数も多すぎるしで、母と揉めてとても疲れてたなあ。
今は服の数は少ないし、施設の職員さんがうまく誘導してくださってるようなので、重ねすぎ以外は特に着替えに関しては問題ないよう。
高齢者の服で悩むのは服の数が多すぎるというのもあると思うので、思い切って数を減らすのはおすすめ。
でも、服を減らすのはすごい抵抗するから、気が付かないようにこっそりやらないといけないから、またそこで疲れるのよね・・・
ファイトです。
では!